VOL,1 自分探しのマラソンライフ
近江八幡市 西村好一さん
今日も西村さんが出かけていく。
「ちょっと野洲まで手品(マジック)しにいってくるわ」
彼は週5日、色々な地域でお年よりを集めてサロンを作り、
レクリエーションボランティアをしている。
雑学クイズや手品、ハンドベルコンサートに演劇と、
人を楽しませるためならなんでもする。
どうしたらみんなが喜んでくれるか、笑ってくれるか、
いつも考え、ネタを捜してイベントを企画し実演する。
そんな西村さんのイベントを心待ちにしているお年寄りも多い。
西村さんは言う、
年取ると段々笑わなくなるからね、お年寄りが笑ってくれるとホッとしますよ。
それにクイズで頭を使うのがとてもいい刺激になって認知防止にもなるしね。
わたし自身にとっても、色々考えることで刺激になるし、
勉強させてもらってます。
20歳で社会人になるといいますが、実はこの時は「会社人」の段階です。
会社と言う組織に入って自分が生活していくための訓練をし、いろんなことを学ぶ時期。
ここで、目標を持つことの大切さや、それを達成した時の喜びを体得します。
つらいこともいっぱいあるけど、とにかく頑張る。

そして、定年などで退職してからが、
わたしは本当の「社会人」だと思います。
自分のこれまで培ってきた経験を生かして、社会にお返しをしていく時期。
仕事の関係だけではなく、色々な年代や職業の人たちに広く接すると、
今まで見えなかった社会が見えてきます。
そんな中で、自分は一体何がしたいのか、どんなことが
楽しいのかをじっくり考える。
人はそれぞれ自分にできることを必ず持っていますので、
人生は、時間をかけてそれを捜していくマラソンみたいなもんですな。
わたしの場合はどうも、自分の研究や制作に没頭するよりも、
人が笑ったり、喜んでくれることをする、ということが一番楽しいらしい。
何より人と接していることが楽しいと言う西村さんは、
他にも地域の民生委員や少年補導員などもしていて、超多忙な毎日だが、
年に2~3回は海外旅行に出かけるなど、趣味の時間も大切にしている。
休みの日は、気持ちに張りがなくなって「ふぬけ」になりますよ。(笑)
今後も手品やハンドベルなどの技をもっと磨いて、老人ホームの慰問をたくさんやっていきたい。
何を食べていたらそんなに元気に飛びまわれるのでしょうか?と聞くと、
やれやれ、と思ってプッツンしたらダメですよ。
これまで続けてきた自分の生活のペースを守るというのが大事。
それと、いつも頭の中に情報をキャッチするアンテナを張り巡らすというのが大切。
と、満面の笑顔で答えて下さいました。
最後に、西村さんからクイズをひとつ。
5+5+5=550
左側の式に一本の線を書き加えて答えが550になるようにしてください。
マッチ棒クイズの要領で考えると、わかりやすいかもしれません。
答えは次回のこのコーナーで。






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